北山宏光 ライブ
8月16日に札幌で、北山宏光のライブがあって、推し活夢中妻はウキウキしていて、うざい。機嫌がいいのはありがたいが、普通でいい、うるさい機嫌の良さはいらない。
私はわがままだろうか。
動くたびに飛び跳ねている感じに見えてしまうのは、私の嫉妬なのかもしれない。
我慢をして、飛び跳ねる人を見る、動物園か。
そうは思っても、寄り添うことが正解だと決めたので黙って見ているわけだが、うざいことに変わりはない。
テレビに出演するだけで、ウキウキするくらいだ。
歌って踊る姿を見るとなれば、ウキウキどころじゃないだろう。だから飛び跳ねているのか。
去年も行っているが、その時よりもウキ度が増しているように感じる。
おっさんだって飛び跳ねるくらいウキウキしたいと、羨ましく思う。
でも、逆の立場になると「うるさい!」って言われることだろう、そのとき私はどういう気持ちになるのかなと、落ち込み始めたので考えることをやめよう。
今回も会場で迷うのか
「初めてだったから緊張した」と妻の表情が強張っていた。
ライブ後のコメントだな。
そうか、ファンもライブをしているのか。
夢にも出てきたらしい、こうなるとメルヘン、ファンタジーにしか聞こえないし、私には理解ができない世界なのだ。
今回はまだ見ていないらしい、2回目の余裕が出てきたのかもしれない。前回と同じ会場ということもあるのだろう。
方向音痴な妻から会場の席まで案内しろと、無茶なことを言い出し驚いた。
前回は3回聞いてたどり着いたという。これは今回も楽しみだと思ってしまった。
「案内の番号を見て、探して行けばいい」と方向音痴に言っても、そもそも番号を探せないから、迷うのであって、案内している通りに行けるなら私に「案内しろ」なんて言わないのである。
「分からないから迷うんだって」と、そうだ言う通りだと分かっていたが、「1度行ったなら大丈夫」と、言ってしまう。
1度であろうが、2度であろうが、何度も迷うのが方向音痴なのだ。
私は秘書か
案内をするということは、私もライブに参加をするということだ。
想像しただけで地獄絵図。
周りを見渡すと女性だらけ、その中にポツンとおじさんがひとり。
俯瞰して見れば、とんでもないところに来たなと分かるはずだ。
「あなたは、これをどのように想像しますか?異様な光景でしょ」と妻に言った。
この状況では楽しめないでしょ、行くからには楽しまないと意味がない、元を取るくらい盛り上がりたいのが正直な気持ちになる。
行く側の気持ちも考えてほしい、相当な覚悟が必要だと思っているのは間違っていないだろう。
しかし、妻は「みっつが男も来てほしいようなことを言っている」なんて、それは若者だろう。
「おじさん集合!」くらい言えば、行きやすいけど、そうなると女性が嫌がるだろうし、難しいよなと、いらんことを考えてしまった。
スムーズに席に着くことさえできればいい、妻にとって私は単なる秘書。
Happy Birthdayだけど年齢は言わない
北山宏光は9月17日に40歳を迎えることを知って、
「もう、おじさんでしょ」と言った私を見た。
2秒止まったあと、「はぁ?」に込められた何かを感じた、アイドルに使う言葉じゃなかったんだと知った。