書くことがあたりまえになると、自然と文字数が増えてくることに気付く。

始めは何も書けない。書こうとしても手が止まり、ペン先を見続ける。

なんだろう、自分のことを吐き出すことに抵抗があって、汗が出ることもあった。今もたまにあるけれど、だいぶ慣れて文字数も増えてきた。

自分のことは知られたくないという思いなのか、恥ずかしさが先なのかは分からないけれど、書き出してみると楽しくなる。

エッセイを読んでいて、他人の日常って楽しいと感じてから「自分も書いてみたい」がスタート。でも、自分で書き始めると1行しか書けない、メモ程度の日記ばかり。プロは違うなと関心したけど、プロだからね。

半年が過ぎて、ようやく日常のことが見えてくる。特別なことを書かなくてもいいし、特別じゃない方が楽しいのがエッセイだ。今日は友人とパーティーなんてインスタで十分だろう。文章で派手さはいらないし、もっとうんこのようなものが綴られるべきだ。分かりやすく言っているから、これ以上の表現はできない。

なので、旅行のことでもいいけれど、その中にある自分らしさを書いた方がおもしろくなるよと、誰かが言っていた。